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令和 4年3月第2回臨時会(第1号 3月 3日)

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  1. 水俣市議会 2022-03-03
    令和 4年3月第2回臨時会(第1号 3月 3日)


    取得元: 水俣市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-01-01
    令和 4年3月第2回臨時会(第1号 3月 3日)      令和4年3月第2回水俣市議会臨時会会議録(第1号) 1、令和4年3月3日水俣市長第2回水俣市議会臨時会を招集する。 1、令和4年3月3日午前10時0分水俣市議会議長第2回水俣市議会臨時会の開会を宣告する。 1、令和4年3月24日午前10時56分水俣市議会議長第2回水俣市議会臨時会の閉会を宣告する。         ────────────────────────── 令和4年3月3日(木曜日)                  午前10時0分 開会                  午後6時12分 散会  (出席議員) 16人 牧 下 恭 之 君       杉 迫 一 樹 君       平 岡   朱 君 髙 岡 朱 美 君       渕 上 茂 樹 君       木 戸 理 江 君 小 路 貴 紀 君       桑 原 一 知 君       田 中   睦 君 藤 本 壽 子 君       岩 阪 雅 文 君       岩 村 龍 男 君 谷 口 明 弘 君       真 野 頼 隆 君       田 口 憲 雄 君 松 本 和 幸 君  (欠席議員) なし  (職務のため出席した事務局職員) 4人
    事 務 局 長 (設 楽   聡 君)  主     幹 (関   洋 一 君) 主     幹 (中 村 亮 彦 君)  主     任 (藤 澤 亜 未 君)  (説明のため出席した者) 13人 市     長 (髙 岡 利 治 君)  副  市  長 (小 林 信 也 君) 総務企画部長  (中 谷   衛 君)  福祉環境部長  (高三潴   晋 君) 産業建設部長  (本 田 聖 治 君)  教  育  長 (小 島 泰 治 君) 総合医療センター事務部長         (松 木 幸 蔵 君)  教 育 次 長 (坂 本 禎 一 君) 上下水道局長  (金 子 昌 宏 君)  総務企画部市長公室長                              (鎌 田 みゆき 君) 総務企画部総務課長            総務企画部地域振興課長         (梅 下 俊 克 君)          (柿 本 英 行 君) 総務企画部財政課長         (岡 本 夫美代 君)         ────────────────────────── 〇議事日程 第1号 令和4年3月3日 午前10時開議 第1 議席の一部変更について 第2 会議録署名議員の指名について 第3 会期の決定について                                      (付託委員会) 第4 議第1号 専決処分の報告及び承認について          専第1号 令和3年度水俣市一般会計補正予算(第13号)   (総務産業) 第5 議第2号 水俣市移住定住お試しハウスの設置等に関する条例の制定について 第6 議第3号 水俣市道路標識の寸法を定める条例の制定について 第7 議第4号 水俣市社会教育施設条例の一部を改正する条例の制定について 第8 議第5号 水俣市企業支援センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ         いて 第9 議第6号 水俣市公民館条例の一部を改正する条例の制定について 第10 議第7号 水俣市高齢者福祉センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定に         ついて 第11 議第8号 水俣市消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例の一部を改正する条         例の制定について 第12 議第9号 水俣市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について 第13 議第10号 水俣市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例         の制定について 第14 議第11号 水俣市税条例の一部を改正する条例の制定について 第15 議第12号 水俣市市道の構造の技術的基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定につ         いて 第16 議第13号 令和4年度水俣市一般会計予算 第17 議第14号 令和4年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算 第18 議第15号 令和4年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算 第19 議第16号 令和4年度水俣市介護保険特別会計予算 第20 議第17号 令和4年度水俣市病院事業会計予算 第21 議第18号 令和4年度水俣市水道事業会計予算 第22 議第19号 令和4年度水俣市公共下水道事業会計予算 第23 議第20号 令和3年度水俣市一般会計補正予算(第14号)           (各委) 第24 議第21号 令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) (厚生文教) 第25 議第22号 令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)  (厚生文教) 第26 議第23号 令和3年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第4号)     (厚生文教) 第27 議第24号 令和3年度水俣市病院事業会計補正予算(第3号)       (厚生文教) 第28 議第25号 令和3年度水俣市水道事業会計補正予算(第1号)       (総務産業) 第29 議第26号 令和3年度水俣市公共下水道事業会計補正予算(第2号)    (総務産業) 第30 議第27号 令和4年度水俣市一般会計補正予算(第1号) 第31 議第28号 水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 第32 議第29号 指定管理者の指定について(水俣市東部センター) 第33 議第30号 指定管理者の指定について(水俣市はぜのき館) 第34 議第31号 指定管理者の指定について(湯の児フィッシングパーク) 第35 議第32号 指定管理者の指定について(水俣市ワークプラザ) 第36 議第33号 指定管理者の指定について(水俣市ふれあいセンター) 第37 議第34号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館(南部館)) 第38 議第35号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター) 第39 議第36号 指定管理者の指定について(湯の鶴観光物産館) 第40 議第37号 指定管理者の指定について(Shop&Cafeミナマータ) 第41 議第38号 指定管理者の指定について(みなまた木のおもちゃ館きらら) 第42 陳情の取り下げについて         ────────────────────────── 〇本日の会議に付した事件  議事日程のほかに、  決議第1号 ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議について         ────────────────────────── ◎開会                               午前10時0分 開会 ○議長(牧下恭之君) ただいまから令和4年第2回水俣市議会臨時会を開会します。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 会議に入ります前に、一言お詫び申し上げます。  令和4年第1回水俣市議会定例会の開会を、2月24日に予定しておりましたが、議員のうち1名に新型コロナウイルスの陽性反応があり、その他の議員についても濃厚接触者となりましたので、24日当日まで自宅での待機が求められました。  このような事情により、第1回定例会を流会せざるを得ず、本日から臨時会を開くこととなりました。  関係者の皆様方に多大なる御迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げますとともに、水俣市議会といたしまして、今後、より一層、新型コロナウイルスへの感染防止対策に努めながら、議会運営を行ってまいることとしますので、御理解、御協力のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) これから本日の会議を開きます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) この際、去る2月6日執行の水俣市長選挙において当選を果たされた髙岡利治市長に対し、市議会を代表して一言お祝いの言葉を申し上げます。  髙岡市長におかれましては、市民の負託に応え、各種公約の具体的実現を図られ、水俣市浮揚のために御尽力くださるようお願いします。  髙岡市長の今後の御活躍と御健勝を祈念し、お祝いの言葉とします。  髙岡市長から発言を求められておりますので、これから発言を許します。  髙岡市長。 ○市長(髙岡利治君) 皆様、おはようございます。  まずは、新型コロナウイルス感染拡大の中で御尽力いただいている医療従事者の皆様、感染拡大防止対策に御協力いただいている水俣市民の皆様に対して、心から感謝を申し上げます。  去る2月6日に行われた市長選挙におきまして、多くの市民の皆様からの御支持と負託を賜り、市長として2期目の市政運営を担わせていただくこととなりました。  託された重責を全うすべく、市民の皆様、御支援いただいた市議会議員の皆様とともに、明るく賑やかで活力ある水俣づくりに邁進してまいる所存でございます。  先の市長選挙当日まで、これから先の水俣に必要な施策は何か、この財政難の中でどのような市政運営が求められるのか、考えをめぐらせ、構想を練り、市民の皆様にお伝えしてきました。  今回、2期目の重責を預けていただいたということは、この4年間の市政の良い流れを止めてはならないという、市民の皆様からの強い願いと期待の現れであると受け止めております。  御支援いただいた皆様の想いに応えるために、令和4年4月1日その日から、一時たりとも市政を停滞させることなく、切れ目なく、施策を進めていかなければならないと考えております。  そのような思いから、今回の水俣市議会臨時会において、令和4年度の骨格予算とともに、肉づけ予算を提出させていただくことといたしました。  市長選挙翌日から、職員とともに希望あふれる水俣の将来を思い描きながら、その大事な足がかりとなる令和4年度予算編成を行ってまいりました。  この4年間の実績を確かな一歩として、コロナ禍によって大きく変わる時代の流れを受け止め、大胆に変革・改革を進めながら、「みんなが幸せを感じ 笑顔あふれる元気なまち 水俣」を実現してまいります。  最後に、市議会におかれましては、今後も水俣市発展のため御指導、御協力賜りますよう心からお願い申し上げ、私からの挨拶にかえさせていただきます。
            ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 日程に先立ちまして諸般の報告をします。  本日まで受理した陳情2件は、議席に配付の陳情文書表記載のとおり、厚生文教委員会に付託します。  次に、市長から、損害賠償額の決定及び和解についての報告4件、株式会社みなまた環境テクノセンター経営状況報告1件、以上5件の報告がありましたので、議席に配付しておきました。  次に、監査委員から、令和3年10月分、11月分、12月分の公営企業会計例月現金出納検査の結果報告の提出があり、事務局に備えつけてありますから御閲覧願います。  次に、今期臨時会に、地方自治法第121条の規定により、髙岡市長、小林副市長、中谷総務企画部長高三潴福祉環境部長本田産業建設部長鎌田市長公室長梅下総務課長柿本地域振興課長岡本財政課長小島教育長坂本教育次長松木総合医療センター事務部長金子上下水道局長、以上の出席を要求しました。  次に、本日の議事は、議席に配付の議事日程第1号をもって進めます。  以上で報告を終わります。         ────────────────────────── ◎日程第1 議席の一部変更について ○議長(牧下恭之君) 日程第1、議席の一部変更についてを議題とします。  議場を新庁舎に移転したことに伴い、会議規則第4条第3項の規定により、田中睦議員の議席2番を9番に、杉迫一樹議員の議席9番を2番に、それぞれ変更するものです。  お諮りします。  ただいまのとおり、議席の一部を変更することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 異議なしと認めます。         ────────────────────────── ◎日程第2 会議録署名議員の指名について ○議長(牧下恭之君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、平岡朱議員田口憲雄議員を指名します。         ────────────────────────── ◎日程第3 会期の決定について ○議長(牧下恭之君) 日程第3、会期の決定を議題とします。         ──────────────────────────          令和4年3月第2回臨時会(3月3日招集)会期日程表                        (会期 3月3日から3月24日まで22日間) ┌───┬─────┬──┬──────┬────┬─────────────────────────┐ │日次 │月日   │曜 │開議時刻  │会議  │議事内容                     │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 1 │3月3日 │木 │午前10時  │本会議 │開会 会議録署名議員の指名 会期の決定      │ │   │     │  │      │    │議案上程 提案理由説明              │ │   │     │  │      │    │令和3年度各会計補正予算等に対する質疑      │ │   │     │  │      │    │委員会付託・審査 委員長報告           │ │   │     │  │      │    │委員長報告に対する質疑 討論 採決        │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 2 │4日   │金 │      │休会  │議案調査                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 3 │5日   │土 │      │    │市の休日                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 4 │6日   │日 │      │    │市の休日                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 5 │7日   │月 │      │    │議案調査一般質問通告正午まで)         │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 6 │8日   │火 │      │    │議案調査                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 7 │9日   │水 │      │    │議案調査                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 8 │10日   │木 │      │    │議案調査                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 9 │11日   │金 │      │    │議案調査                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 10 │12日   │土 │      │    │市の休日                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 11 │13日   │日 │      │    │市の休日                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 12 │14日   │月 │      │    │議案調査                     │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 13 │15日   │火 │午前9時30分│本会議 │一般質問(質疑通告正午まで)           │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 14 │16日   │水 │午前9時30分│本会議 │一般質問 議案質疑 委員会付託          │ │   │     │  ├──────┼────┼─────────────────────────┤ │   │     │  │――――  │委員会 │委員会(午後)                  │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 15 │17日   │木 │――――  │委員会 │委員会                      │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 16 │18日   │金 │――――  │委員会 │委員会(午前)                  │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 17 │19日   │土 │      │休会  │市の休日                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 18 │20日   │日 │      │    │市の休日                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 19 │21日   │月 │      │    │春分の日                     │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 20 │22日   │火 │      │    │議事整理日                    │ ├───┼─────┼──┤      │    ├─────────────────────────┤ │ 21 │23日   │水 │      │    │議事整理日                    │ ├───┼─────┼──┼──────┼────┼─────────────────────────┤ │ 22 │24日   │木 │午前10時  │本会議 │委員長報告 委員長報告に対する質疑        │ │   │     │  │      │    │討論 採決 閉会                 │ └───┴─────┴──┴──────┴────┴─────────────────────────┘         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) お諮りします。  今期臨時会の会期は、本日から3月24日までの22日間としたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 異議なしと認めます。  したがって会期は、22日間と決定しました。         ────────────────────────── ◎日程第4 議第1号 専決処分の報告及び承認について             専第1号 令和3年度水俣市一般会計補正予算(第13号)  日程議5 議第2号 水俣市移住定住お試しハウスの設置等に関する条例の制定について  日程第6 議第3号 水俣市道路標識の寸法を定める条例の制定について  日程第7 議第4号 水俣市社会教育施設条例の一部を改正する条例の制定について
     日程第8 議第5号 水俣市企業支援センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第9 議第6号 水俣市公民館条例の一部を改正する条例の制定について  日程第10 議第7号 水俣市高齢者福祉センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第11 議第8号 水俣市消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第12 議第9号 水俣市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について  日程第13 議第10号 水俣市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議第11号 水俣市税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議第12号 水俣市市道の構造の技術的基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第16 議第13号 令和4年度水俣市一般会計予算  日程第17 議第14号 令和4年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算  日程第18 議第15号 令和4年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算  日程第19 議第16号 令和4年度水俣市介護保険特別会計予算  日程第20 議第17号 令和4年度水俣市病院事業会計予算  日程第21 議第18号 令和4年度水俣市水道事業会計予算  日程第22 議第19号 令和4年度水俣市公共下水道事業会計予算  日程第23 議第20号 令和3年度水俣市一般会計補正予算(第14号)  日程第24 議第21号 令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)  日程第25 議第22号 令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)  日程第26 議第23号 令和3年度水俣市介護保険特別会計補正予算(第4号)  日程第27 議第24号 令和3年度水俣市病院事業会計補正予算(第3号)  日程第28 議第25号 令和3年度水俣市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第29 議第26号 令和3年度水俣市公共下水道事業会計補正予算(第2号)  日程第30 議第27号 令和4年度水俣市一般会計補正予算(第1号)  日程第31 議第28号 水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第32 議第29号 指定管理者の指定について(水俣市東部センター)  日程第33 議第30号 指定管理者の指定について(水俣市はぜのき館)  日程第34 議第31号 指定管理者の指定について(湯の児フィッシングパーク)  日程第35 議第32号 指定管理者の指定について(水俣市ワークプラザ)  日程第36 議第33号 指定管理者の指定について(水俣市ふれあいセンター)  日程第37 議第34号 指定管理者の指定について(水俣市立総合体育館(南部館))  日程第38 議第35号 指定管理者の指定について(水俣市湯の鶴温泉保健センター)  日程第39 議第36号 指定管理者の指定について(湯の鶴観光物産館)  日程第40 議第37号 指定管理者の指定について(Shop&Cafeミナマータ)  日程第41 議第38号 指定管理者の指定について(みなまた木のおもちゃ館きらら) ○議長(牧下恭之君) 日程第4、議第1号専決処分の報告及び承認についてから、日程第41、議第38号指定管理者の指定についてまで、38件を一括して議題とします。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 提案理由の説明を求めます。  髙岡市長。   (市長 髙岡利治君登壇) ○市長(髙岡利治君) 令和4年第2回水俣市議会臨時会の開会にあたり、提案理由の説明に先立ちまして、令和4年度の施政方針について私の所信の一端を申し述べさせていただきます。  4年前、市政の変革と改革を市民の皆様にお約束し、市長の職をお預かりいたしました。  地域経済を元気にするとともに、あらゆる閉塞感を打破してほしい。そのような市民の皆様の声を背に、市政運営に臨んでまいりました。  振り返りますと、市の将来を見据えながら、長年山積していた課題を一つ一つ確実に解消していくことに注力した4年間でありました。  人命にかかわるものの、長年先送りされてきた事業への着手。長年抜本的な改善措置が取られてこなかった市の財政の立て直し。  市政を引き継いだ1年目はマイナスからのスタートであり、逆境と苦悩の毎日であったことを、鮮明に覚えています。  本市最大の課題は、申し上げるまでもなく、人口の減少と高齢化の進行です。  本市の人口は、60年程前のピーク時から半減し、2万4,000人を切り、一方で65歳以上の高齢者は40%を超え、全国平均より約12ポイント高くなっています。  今後、人口減少とともに高齢化が進み、市として経済規模が縮小していくことが想定される中、高齢者が健康でいきいきと生活するための支援は、ますます重要になります。  しかし、これを支える現役・若年層に過度な負担を求めようとすると、現役・若年層の市外への流出が懸念され、地域コミュニティ、地域経済、市の財政の維持が困難になります。  この最大の課題を見据えたとき、「あらゆる世代の方々が水俣に暮らし続け、経済基盤を確かなものとしながら、厳しい社会情勢の中で水俣が生き残っていくために何をすべきか、何ができるのか。」このことを念頭に、私はこれまでの4年間、市政運営にまい進してまいりました。  先の市長選挙においては、環境や医療、福祉施策を軽んじているなどと、あらぬ批判を受けました。  我々行政は、市民の皆様からお預かりした貴重な財源を、将来を見据えながら、市民生活の向上と市政発展に向けて運営していく責務があります。  貴重な財源を最大限、効果的、効率的に使うためには、事業の選択と集中は必須となります。  しかしながら、福祉も環境も、教育も医療も、経済も観光も、同じように、幅広く政策を進めてまいりました。  子育て世代の支援として、水俣市独自の「小中学校の給食費助成」をスタートするとともに、「子ども医療費の無償化」や「インフルエンザ予防接種費全額助成」の対象を18歳まで引き上げました。  75歳以上の高齢者、障がい者の方々の生活向上を目指した「みなくるバス無償化」や、これまで放置されてきた「光回線未整備地区への回線整備」については、任期の4年間をかけて実現するに至っております。  医療施策としては、医療センターの各診療科の先生方をはじめ、職員の皆様方の御尽力により、最先端の機器導入や全国のモデルケースとなり得る遠隔診療の実証などを進め、地域医療基盤の整備を進めています。今後も、市民の皆様に安心を提供できる、医療の環境を整えてまいります。  福祉施策に関する予算も、当然のことながら市議会の議決を経たうえで増額しており、「保育料の保護者負担軽減」や「介護保険施設の改修整備」をはじめ、住民福祉の向上を図るさまざまな施策を展開してまいりました。  産業施策では、雇用創出と企業の体力向上を目指し、支援制度の創設や企業支援の拠点づくりを行うことで、創業や企業の誘致に一定の成果を挙げてきました。  特に、世界的な環境問題の解決に寄与する技術を持った企業が水俣に複数進出したことは、本市の環境施策を前進させる大きな足がかりになると確信しております。  観光施策では、内容について十分な検討がなされないまま計画が進められてきた新物産館について、就任早々にゼロベースで見直しを行い、結果として数億円単位の事業費を圧縮しながらも、より魅力があり戦略的に人を呼び込めるような施設として、まもなくグランドオープンいたします。  令和2年から急速に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症については、地域経済に及ぼす影響が、当初の想像を超えて大変深刻なものとなりました。水俣の経済を一歩も後退させてはならないという確固たる信念をもって、今なお、ちゅうちょなく対策に臨んでいるところです。  これまで進めてきた全ての施策は「あらゆる世代の方々に、誇りを持って水俣に住み、暮らし続けていただく」という明確な目的に帰結します。「市民の血税を一滴も無駄にしてはならない」、「子どもたちの未来に希望ある水俣を残したい」、その一心で、財政健全化を進めつつ、制度の創設や体制の見直しなど、ゼロ予算でできるものはすぐに実施しながら、各分野の施策を効果的に結び付け、「人口減少と高齢化の進行」という難題を解決すべく、大局的見地に立った市政運営を行ってまいりました。  大局を見失い、個別の助成金制度などの改廃や予算額の大小だけをもって、その分野の進退を評価することは、あまりにも稚拙と言わざるを得ません。  対案を出すこともなく、財源を示すこともなく、ただ批判し主張することが、いかに市民を不安にさせるのか、ということを今回の選挙で一つ学ばせていただきました。  4年間、逆境と苦難の市政運営の中で、市職員をはじめ、御支援をいただいた市民の皆様、市議会議員の皆様には、大きなお力をいただきました。  この場をお借りして、御礼申し上げます。  2期目の4年間につきましては、足腰の強い水俣市を目指すため、財政健全化の取り組みを継続しつつ、本市最大の課題である人口減少と高齢化を見据えた、持続可能な水俣市の基礎作りを進めてまいりたいと考えます。つまり、人口減少と高齢化のもとでも、水俣の社会と経済が持続するための土台を築いてまいります。  昨年末に開催した市政報告会において、希望ある水俣を築くにあたっての主なビジョンとして、次の3つのビジョンを御紹介いたしました。  1つ目のビジョンは「外貨を稼ぐ水俣市」という考え方です。  地場企業の多くが市内を市場として増収増益を達成しようとすれば、人口減少下では小さな市場で利益を取り合うことになり、おのずと限界があります。  また、これまで、学校を卒業して市外に就職したり、転勤により市外に勤めが決まった方の多くが、水俣市から引っ越して、生活の拠点を市外に移されていました。  当然、その人たちの働いて得た所得は市外で消費されており、総体的に見れば、働く人の所得も企業の売り上げも失ったことになります。  この4年間は、コロナ禍という逆境の中でありながらも、商工業や観光業、農林水産業の経営基盤の強化に向けた支援を、次々と実施してまいりました。  企業の皆様からは、働く人材が不足して困っているという声もお聞きし、まだまだ、取り組むべき課題は残されていると強く認識しています。  このような中ではありますが、水俣市の経済を成長させるためには、新しい発想も必要です。  これまでの支援に加え、従来の産業や雇用の確保も大切にしながら、所得を市内だけでなく市外でも稼ぎ、企業として体力を蓄えていただきながら、市外で得た収益を市内に持ち帰っていただくといった機運を醸成してまいります。  市外で稼ぐ人を水俣に呼び込むことも、市外の需要を取り込み、本市経済を成長に導く「外貨を稼ぐ水俣市」を目指します。  水俣市は九州新幹線や南九州西回り自動車道など、恵まれた交通インフラという強みがあります。  この強みを生かし、市外で稼いでいる人に水俣に転入してもらうとともに、市内企業が水俣市内に拠点を置きながら、市外に仕事を取りに行き、市外から獲得する所得を増やすことができれば、水俣市の経済成長に繋がります。獲得した所得が市内で消費され、市内の事業者の売り上げになれば、次の成長につながり、好循環が生まれることになります。  これを「外貨を稼ぐ」と表現し、水俣市に転入していただく個人と、水俣市に軸足を置きながら外貨を稼ぐために新たな挑戦をする企業の方々に対して、できる限りの後押しをしてまいりたいと考えます。  2つ目のビジョンは「選ばれる水俣市」という考え方です。  人口流出を抑制するためには、まずは市外からの移住定住者、企業、何より今お住いの皆様に、ここ水俣市にいることを「選んで」いただく必要があります。  これまで、子育て世代支援や高齢者向け施策など、市民福祉の向上に資する施策を充実させるとともに、小中学校へのエアコン設置や学校ICTの推進も含めた教育環境の整備など、ここ水俣に住み続けていただけるような施策を展開してまいりました。  これまでの施策とともに、豊かな自然など、水俣市が持つ資源をはじめ、新たに実現した情報通信インフラを最大限に生かしながら、生活やビジネスの拠点として「選ばれる水俣市」を目指し、持続可能なまちづくりを進めてまいります。  3つ目のビジョンは、「活力生まれる水俣市」という考え方です。  生活やビジネスの拠点として選ばれるという観点に加えて、第3のビジョンでは、市外からの来訪者や旅行者から見て、魅力のあるまちを目指します。人が集まる場所には、活力が生まれます。ものが集まり、経済が回ります。そこからまた活力が生まれ、ここに住んで良かったという喜びが生まれます。  これまでも、本市の強みである優れたスポーツと観光の拠点「エコパーク水俣」を最大限に活用しながら、人が集まり、活力が生み出されるような施策を実施してまいりました。  先に申し上げたとおり、新物産館や木のおもちゃ館も、まもなく整備が終わり、バラ園も含め、エコパークは外から人が流れ込むスポーツの拠点と観光の拠点となります。  全国大会レベルの開催が可能となるテニスコートの整備完了とともに、スポーツコミッションを立ち上げ、大規模なスポーツ大会や合宿を誘致していく体制を整えました。  誘致が実現すれば、宿泊、飲食、買い物など水俣に滞在する選手や関係者がもたらす経済への影響は大きく、生産者や事業者の活力に繋がることは間違いありません。  加えて、大規模大会誘致により子どもたちが普段水俣では目にすることのできない、レベルの高い大会も観戦できるようになり、自分の目で、生で見ることができるという喜びとともに、スポーツにおける向上心を育み、親子で夢を描けるような環境も生まれます。  これまで進めてきた日本体育大学との連携やスポーツキッズサポーター制度が受け皿となり、水俣に誇りを感じ、夢に向かって生き生きと頑張る子どもたちを育てていきます。  このような好循環により経済が潤い、市民の皆様に幸せを実感していただける、「活力生まれる水俣市」を目指してまいります。  市民の皆様の生活を第一とし、自治体として生き残っていくためには、経済・社会・環境それぞれの側面であらゆることを改革しながら挑戦していかなければなりません。  市長2期目の初年度である令和4年度も、代表例としてお示しした3つのビジョンを始め、総合計画の各分野における主要事業を着実に実施することで、市民の皆様に希望を持っていただけるよう全力で取り組んでまいります。  ここで、令和4年度の市政運営に係る基本方針を述べさせていただきます。  まず、新型コロナウイルス感染症への対応については、市民の皆様に安心していただけるコロナワクチンの迅速な接種体制を整えるとともに、これまでと同様、影響を受けている市民の生活や地域の経済活動を支える事業、ウィズコロナ、そしてアフターコロナを見据えた事業を実施してまいります。  そのうえで、令和4年度は、総合計画とSDGs未来都市計画の基本的な方針を踏まえながら、水俣の社会と経済を将来にわたって持続可能なものとするために、各種事業の再構築、優先順位の選択等を行い、財源の重点的・効率的な配分に努めるとともに、身の丈にあった施策展開を図ることとします。
     重要課題である財政健全化に向けては、歳出構造の抜本的な改革を推進しながら、歳入面では、国や県の新たな補助金・交付金の活用、ふるさと納税を増額していくための工夫など、さまざまな角度から財源獲得を図ってまいります。  また、事業の実施にあたり、市民生活に密着したものについては、緊急性、重要性などを勘案して事業の優先順位付けを行い、その中でも特に、人命に関わるものを、優先的に実施することとします。  次に、重要プロジェクトとして、市の持続性を確保するために人口減少、高齢化という社会環境へ適応するための取り組みを進めてまいります。  特に、3つのビジョンを実現させるための事業を実施します。  第1に、新幹線や南九州西回り自動車道といった恵まれた交通インフラを生かして外貨を得るための「外貨を稼ぐ水俣」推進事業。  第2に、水俣に住み、水俣に住んでよかったと思っていただけるような水俣にする「選ばれる水俣」推進事業。  そして、第3に、優れたスポーツ資源を活用しながら、人が集い、経済が回り、地域に活力を生み出す「活力生まれる水俣」推進事業です。  それでは、以下、令和4年度における3つのビジョンに関する事業や取り組みについて、順次申し上げます。  まず、3つのビジョンのうち、「外貨を稼ぐ水俣市」の実現に向けた取り組みについて申し上げます。  市外で稼いでいる人に水俣へ転入してもらうとともに、市内の企業が市外に仕事を取りに行くことで、市外の所得を獲得するという新たな視点のもと、事業を実施してまいります。  まず、これから水俣市に移り住んでいただく「人」への支援として、若者・子育て世代を中心としたUターン者等に対する新幹線等の通勤定期代の補助金や、新築住宅への補助金、「お試し滞在補助金」等新たな支援制度を創設します。  さらに、これらのターゲット層へ効果的に水俣の魅力をアピールする動画や広告コンテンツを作成し、ウェブメディアを含むさまざまな媒体で本市の魅力を発信し、水俣への転入を促進してまいります。  また、企業向けの支援として、「市場開拓チャレンジ支援補助金」を創設します。  これは、市内事業所の皆様が市外へ営業所や支店等を出される際に事務所開設等の資金補助を行うものであり、活動の場を市外へも積極的に広げていただくことにより、市内への所得の流入を促進し、市内経済の活性化を目指します。  次に、「選ばれる水俣市」の実現に向けた取り組みについて申し上げます。  本市の課題の一つである人口減少を抑制するために、まずは、市外からの移住定住者、企業、そして市民の皆様にこの水俣市を「選んで」いただく必要があります。  今年1月に市内全域にインターネット光回線が行き渡りました。デジタル化によって市民の生活がより便利になることはもちろんですが、産業・教育・医療・福祉の分野においては、さらに効果的に活用されるものと考えます。デジタル化による生活の向上は、ウィズコロナ、アフターコロナの新たな働き方の提案や、事業の創出が期待されます。  そこで、令和4年度は内閣府による「デジタル田園都市国家構想推進交付金」等を活用し、行政事務のオンライン化や、水俣市公式LINEの活用による情報発信事業を実施します。  オンライン申請の導入により、市民の皆さんには、マイナンバーカードを使って御自分のパソコンやスマートフォンから、住民票や印鑑証明書などの各種証明書等を申請できるようになり、休日や閉庁時間帯でも手続が可能となります。あわせて高齢者がスマートフォンを気軽に使えるための取り組みも実施します。  また、公式LINEでは、ホームページと連動しながら、新型コロナウイルス感染症に関する新しい情報や防災情報などを、タイムリーに皆様のスマートフォンへお届けできるようになります。  地域公共交通については、高齢者等の積極的な社会参加及び健康増進を図っていくため、昨年9月に開始しました75歳以上の高齢者や障がいがある方への「みなくるバスの運賃無償化」を継続しつつ、持続可能な公共交通の維持を目指し、ICTを活用したオンデマンド乗合タクシーの導入に関する実証実験を実施しながら、バス路線等の再編に取り組んでまいります。  医療センターでは、本年4月にICT医療推進センターを設立します。ICTを活用したオンライン診療の推進により、いつでも、どこでも充実した医療を受けることができ、災害時における遠隔医療の体制とあわせて、「住み慣れた地域で安心して暮らし続けることのできる水俣市」、「選ばれる水俣市」に繋げてまいります。  次に、「活力生まれる水俣市」の実現に向けた取り組みについて申し上げます。  さまざまなスポーツ施策を軸として、「活力生まれる水俣市」を目指すために、昨年12月にスポーツを通じた地域活性化を図る官民一体の組織として「スポーツコミッションみなまた」を設立いたしました。  「スポーツコミッションみなまた」では、地域スポーツ団体との交流等によるスポーツ振興はもとより、本市の優れたスポーツ資源である「エコパーク水俣」を中心に、スポーツ大会や合宿を誘致することで、交流人口の増加を図り、市内での宿泊、飲食、買い物を促進し、市内に経済効果を波及させてまいります。  観光面では、昨年から、広域的な交流拠点として再整備を進めてまいりました「道の駅みなまた」が、いよいよ4月23日にグランドオープンを迎えます。  水俣の旬に出会える「Shop&Cafeミナマータ」や、子どもたちが気候や天候に左右されず木の温もりを感じながら遊ぶことができる「みなまた木のおもちゃ館きらら」、本市の観光情報を発信しつつ、「日本一」を目指した快適なトイレと休憩スペースを提供する「インフォメーションセンター」など、交流人口の増加を加速化させる施設になることは間違いありません。  この生まれ変わった「道の駅みなまた」をにぎわいづくりの拠点として、都市部からの誘客と域内観光情報の発信を両輪として運営することで、湯の児・湯の鶴地区をはじめとする市内への周遊を促します。  また、「道の駅みなまた」のグランドオープンは、農林水産業の振興においても非常に重要な役割を果たすものと期待しております。  「道の駅みなまた」「Shop&Cafeミナマータ」では、地元農産物であるアマナツ・不知火やサラダタマネギ、お茶などの基幹作物に加え、大秋柿、和紅茶などの高単価作物や、「恋路カキ」をはじめ、地元漁師が水揚げした魚や水産加工品等、旬のものを充実させ、農林水産物の6次産業化に向けた取り組みを積極的に推進し、「稼げる農業」、「稼げる漁業」に取り組んでまいります。  ただいま申し上げました3つのビジョンの推進に加え、令和4年度の主な事業や取り組みについて、各分野に沿って、順に申し上げます。  まず、「産業分野」について申し上げます。  地場企業の振興について、令和3年度に企業支援を集中して行うための拠点として整備しました「企業支援センター」は、4月の開設以降、事業者の皆様からの各種相談対応やセミナーの開催等を行ってまいりました。  相談対応として、国や県、市が実施しております補助金や各種認定事業等への申請に関する支援、雇用や事業所設置に関する御相談のほか、昨年度から続いております新型コロナウイルス感染症に関する補助金や認証等への申請支援など、昨年末時点で550件以上の御相談に対応しております。  また、商工会議所と連携し、人材育成セミナーや月に1度の専門家相談会を実施し、市内事業者の皆様の事業継続や新規事業の展開に関し、お手伝いさせていただいているところです。  令和4年度は、旧深川小学校の深川生涯学習センター企業支援センターの深川分室と位置づけ、主にインキュベーション施設として、市外企業のサテライトオフィスとしての利用も含め、さらに多くの企業の皆様に御活用いただきたいと考えます。  創業支援については、創業する際の資金面の支援制度となる創業支援補助金制度の創設や融資制度、利子補給制度も整備し、潜在的創業希望者の掘り起こしと、創業意欲の醸成をはかった結果、平成30年度から令和2年度までに16件の創業があっております。  令和4年度も、水俣商工会議所や金融機関などの関係機関と連携しながら、創設した制度を十分活用し、引き続き創業にチャレンジしやすい環境づくりに取り組んでまいります。  観光についてですが、湯の児地区は、恵まれた温泉、不知火海を望む景勝、内海で穏やかな海水浴場など、さまざまな観光素材を有しています。  美しく透き通った水俣の海を市外・県外に積極的に発信しながら、近年、人気が高まっているSUPやダイビングなどのマリンアクティビティを推進してまいりました。現在、地元市民の有志によるNPO法人が中心となり、水俣の海の魅力を発信する取り組みを始めており、市もしっかりと支援してまいります。  一方、湯の鶴地区では、良質な温泉はもとより、登山・トレッキングなどが楽しめる緑豊かな自然環境を有しております。  この湯の鶴温泉を、心と体をリフレッシュできる場所として、現在、湯の児温泉とあわせて環境省が指定する「国民保養温泉地」の再指定を目指しており、この再指定を契機に本市の恵まれた観光資源をさらに磨き上げてまいります。  農業については、担い手の育成・確保を推進するため、農業後継者に対する経営継承発展の取り組みを行うとともに、新規就農者に対しては資金面や経営発展の支援を行いながら、新たに果樹栽培を希望する方に対しては、経営開始に必要な樹園地を、市が離農者等から一時的に引き受け、新規就農者等へ集約していく受け入れ態勢づくりを進めてまいります。  また、安定した農産物を供給するには、中山間地の有害鳥獣の対応が急務となります。農作物の被害対策については、引き続き予算を増額して、侵入防止に対応する電柵わな等の購入費用に対して支援を行ってまいります。  さらに、令和3年度から森林被害対策について、熊本県の支援を受けながら、シカ捕獲体制づくりの確立やICTを活用したシカの捕獲・被害防護の技術の習得に努めており、令和4年度はこれらの取り組みをモデル地区にて実施してまいります。  林業については、平成31年4月1日に施行された森林経営管理法に基づく「水俣地域森林管理システム推進協議会」を設立し、森林所有者の管理に関する意向を把握するとともに、市内林業事業体と連携して除伐や間伐など適正な管理を行うことにより林業の技術的発展及び森林の有する多面的機能を維持してまいります。  水産業については、「恋路カキ」のブランド化の確立や「水俣漁師市」による漁業所得の向上を図るとともに、グランドオープンする「道の駅みなまた」での海産物販売を視野に入れた水産加工品開発販売等の支援を継続してまいります。  また、漁場再生のための稚魚の放流、海底耕うん、アカモク、ヒジキ等の藻場健全化に向けた事業など、漁場整備についても支援を行ってまいります。  次に「教育・文化分野」について申し上げます。  学校教育については、次世代の水俣を担う人材を育成するため、学校、家庭及び地域と連携し、心豊かで、たくましい子どもたちの育成に努めてまいります。  「子どもたちに学力をつけてほしい」という保護者の皆様の切なる願いに応えるべく、教育長を先頭として、教育委員会の主導により、教職員の資質向上、そして児童生徒の学力向上を重点的に取り組んでいくこととします。  児童生徒の学力向上に向けては、令和3年度に導入した児童生徒1人1台タブレット端末の学習支援ソフトなどICTを活用し、授業と家庭学習の充実に取り組むなど、個に応じた指導の充実を図ってまいります。  一方で、不登校など、児童生徒の抱えるさまざまな課題に対しては、これまでと同様にスクールソーシャルワーカー等と連携し、学校や保護者からの相談を受けるとともに、「子ども家庭総合支援拠点」や関係機関と協働して、課題解決に努めてまいります。  このような取り組みを通して、児童生徒が「水俣で学んでよかった」といえるような学校づくりに努めてまいります。  市内唯一の高校である、水俣高校への支援については、同校のニーズを踏まえ、引き続き、水俣環境アカデミアを中心に、国内外の名門大学との交流を行う「高大連携未来塾」や地場企業と取り組む「産学官連携事業」などを実施します。  これらにより、さまざまな学習機会を創出し、水俣高校ならではの特色ある取り組みを後押しすることにより、高校生が自分の夢を実現できるように支援してまいります。  また、持続可能な地域社会を担う人材育成については、高等教育・研究活動及び産学官民連携の拠点施設である水俣環境アカデミアが持つ大学や研究機関等とのネットワークを生かし、シンポジウムや市民公開講座など、新たな学習機会を創出してまいります。  さらに、学校が就職を希望する学生に、魅力ある地場企業を紹介する「仕事発見塾」の開催についても、引き続き支援してまいります。  多文化共生社会の推進については、新型コロナ終息後、さまざまな国からの外国人が増加することを踏まえ、引き続き、国際交流員による市民向け講座等を実施し、市民が外国人や外国の文化に触れる機会をつくります。  令和3年度は、熊本県の事業である「やさしい日本語教室」を実施し、市内在住の外国人向けの日本語教室ボランティアの育成を行っており、令和4年度は、本市の国際交流員を中心に、水俣市国際交流協会等とも連携して本事業を実施してまいります。  文化の振興については、市内に現存する歴史文化遺産の保存・活用を推進していくため、現在、文化庁の「文化財保存活用地域計画」の認定に向け、取り組んでいるところです。本計画により、今後の文化財保護の取り組みの方向性を明確にするとともに、継続性・一貫性のある文化財の保存・活用が一層促進されるよう努めてまいります。特に、徳富蘇峰・蘆花関連の歴史的施設等の保存・活用については、観光振興や地域振興も視野にいれ、水俣のブランド力向上に活かしてまいります。  また、令和2年度から熊本県より委託を受けて行っております久木野の山上遺跡の発掘調査につきましては、令和4年度まで実施する予定です。これまでの調査で、多くの石器や土器片など3,000点以上が出土し、水俣の縄文時代の生活の一端を示す貴重な調査成果が得られております。今後も現地説明会や発掘品の展示等により、その成果を市民の皆様へお知らせしながら、水俣の歴史解明及び文化財保存に努めてまいります。  スポーツで子どもたちが夢を描ける環境を創出するためのスポーツキッズサポーター基金事業は、今年で4年目を迎えます。  令和3年2月1日時点で延べ240件、約800万円の御寄附をいただき、延べ250人の子どもたちを支援することができました。  子どもたちには、スポーツを通じて水俣の未来を担う人材に育ってもらいたいという願いとともに、地域に支えていただいていることへの感謝の気持ちを育くみ、将来、郷土愛を持って水俣に戻り、優秀な人材として市内企業を盛り立てていただければと思っております。  これまで御協力いただいた企業の皆様に、この場をお借りし、お礼を申し上げるとともに、引き続きの御支援をよろしくお願い申し上げます。  SUPを活用した地域活性化については、2年間延期になっております全日本選手権大会や地元イベント等を開催することで、水俣の美しい海を全国に発信するとともに、ダイビングやカヌーなどのマリンスポーツの機会を提供し、水俣に観光客を誘致することにより、地域の経済やスポーツの活性化につなげてまいります。  また、今年の9月17日、18日、2日間にわたり、第77回熊本県民体育祭水俣市・葦北郡大会が開催されます。  水俣・葦北地域としては11年ぶりとなり、また、新型コロナウイルス感染症の影響のため3年ぶりの県体開催となります。参加される全ての方々が最高のパフォーマンスが発揮できるよう準備を進めてまいります。  ここからは「保健・医療・福祉分野」について申し上げます。  子育て支援について、18歳までの児童を対象とする、子ども医療費の助成については、令和2年度から開始し、多くの子育て世帯の皆様に喜んでいただいております。  また、幼児教育・保育の無償化に伴い、第3子以降の子どもの副食費や、小中学生の給食費についての助成も継続してまいります。  子育ての充実として、令和3年4月から設置した「子ども家庭総合支援拠点」の機能を活用し、同年3月にいきいき健康課に設置した「子育て世代包括支援センター」及び福祉課の「子ども家庭相談室」、こどもセンターの「地域子育て支援拠点」と緊密な連携を行い、すべての児童及び子育て家庭への相談支援をさらに強化してまいります。  また、DV等の相談しやすい環境作りとして令和3年4月から福祉課に設置しました「配偶者暴力相談支援センター及び性暴力相談支援センター」についても、先の「子ども家庭相談室」と一体的に「よりそいサポートセンター」と呼称して広報活動を積極的に行い、市民への周知を徹底し、体制の強化として、経験豊かな相談員等を継続的に配置し、担当職員のスキルアップを図り、市民がいつでもどこでも相談し易い環境づくりに努めます。  さらに、昨年12月からは、新型コロナウイルス感染症の影響による児童虐待等のリスクを軽減するため、「要支援児童への見守り体制強化事業」の業務委託を行いました。家庭訪問による児童の安否確認や社会との孤立防止、育児に関する相談や食事の提供、学習・生活指導等の支援を行ってまいります。  健康づくりについては、健康寿命の延伸に向け、生活習慣病の発症、重症化予防を課題と捉え、市民一人一人に合わせた保健指導・栄養指導を行ってまいります。  重点課題の一つである糖尿病については、医療機関と緊密に連携を図りながら保健指導を行ってまいります。  また各種がん検診の受診率向上に向け、受診の必要性について周知を徹底するとともに、対象の年齢の方への無料検診を継続します。  障がい者福祉については、児童福祉法に基づく「放課後等デイサービス」等の障がい児通所支援により、療育が必要な子どもたちに対して、早期に福祉サービスを提供し、必要な生活能力の獲得を図り、子どもたちの社会生活への適応を促進します。  また、障がい者虐待防止センターの体制を整備して、広報周知による通報や相談対応等の強化を図るとともに、障がい者虐待の未然の防止や早期発見、迅速な対応に努めてまいります。  高齢者福祉については、高齢化率の上昇が進行するなかで、介護の重度化や認知症高齢者の増加が懸念されます。そのため、介護予防事業をさらに充実させ、地域にある資源を最大限活用し、介護状態になることを防ぎ、健康寿命を延ばしていただく取り組みに力を注いでいきます。  また、たとえ認知症になっても住み慣れた土地で生活し続けることができるよう、関係機関とのネットワークの強化を進めてまいります。  また、社会福祉協議会に配置しております「生活支援コーディネーター」は、各自治会が取り組まれている力強い地域活動を後押しさせていただいており、地域で支えあう力である「ふるさと力」をさらに強化し、それぞれの生活課題の解決をお手伝いするとともに、住み慣れた地域で安心して生活できる水俣を、市民の皆様とともに実現してまいります。  養護老人ホーム恵愛園では、新たな夜間体制加算及び民間施設給与費等改善費を適用し、夜間の勤務体制を充実することといたしました。これにより、入所者一人一人の心身の状態にあわせた適切なサービスを充実させてまいります。  総合医療センターでは、令和4年度において、市の補助金や繰出金を活用して、オンライン診療の更なる推進、最新のX線CT装置などの高度な医療機器の導入を行います。  現在、医療・福祉産業は、本市における産業別付加価値額の2割を稼ぐ基幹産業であり、市民だけでなく市外の方にも医療・福祉サービスを提供することで、多くの外貨を稼いでいます。  ICT化や機器購入により、医療サービスの質が向上するとともに、更なる外貨の獲得も期待できます。  ここからは「環境分野」について申し上げます。  マイクロプラスチックによる海洋汚染は、地球規模の課題となっております。  この課題を解決する事業を展開する市内事業者と、昨年12月、新たに「環境に配慮した工場等の立地に関する協定」を締結しました。  この事業者は、新規事業として、環境負荷の少ないプラスチック代替素材の製造を本市において実施し、この素材を活用した生ごみ袋の実証試験の実施を予定しており、今後の本格稼働に大きな期待をしております。  「水銀に関する水俣条約」に関する取り組みとして、使用電力を抑制し環境負荷を軽減すべく、照明のLED化を推進しており、令和4年度は水俣病総合対策施設整備費補助金を活用し、市内の小学校体育館や総合体育館等の大型施設の水銀灯のLED化に着手いたします。  水俣病資料館においては、水俣病関係の資料の収集、整理を進め、収蔵資料の良好な保存状態を維持してまいります。  また、語り部講話及び水俣病に関する情報発信に取り組み、水俣病が発生した背景、これまで歩んできた歴史、環境と地域社会の再生への取り組みなど、水俣病の正しい理解と教訓を伝える取り組みを引き続き推進してまいります。  令和4年度は、隣接する熊本県環境センターの電気設備が設置から約30年を迎える中で、不具合が生じ、今回更新されることから、本館でも同時期に設置された設備の更新を予定しております。  「水俣病犠牲者慰霊式」に関しては、新型コロナウイルス感染症への対応のため、令和2年度、令和3年度と2年続けて中止となりました。令和4年度も、水俣病犠牲者慰霊式実行委員会の決定に沿って、対応してまいります。  ここからは「生活基盤分野」について申し上げます。  人口減少抑制策としての移住定住施策については、先ほど申し上げましたUターン者等に対するさまざまな支援策に加え、新年度からは水俣エコハウスを、移住前の「お試し住宅」として活用し、移住希望者や農業研修等で訪れる方々に利用してもらうことで、一人でも多くの方々に水俣へ移住していただけるよう、取り組みを進めてまいります。  空き家対策については、「空き家バンク」制度の周知を継続しつつ、宅建協会や建築士会の皆様に御協力をいただきながら、空き家等の登録を進め、移住希望者の受け入れ体制へと繋げてまいります。  次に、防災行政について申し上げます。
     災害から生命を守るためには、「自分の命は自分で守る」という基本的な考え方のもと、市民の皆様のさらなる防災意識の向上と、災害への備えが必要となります。  そのためにも、令和4年度は、新庁舎を防災拠点と位置づけ、さまざまな自然災害に対応できるような体制づくりを行っていくとともに、市防災行政無線や市のホームページ、熊本県防災情報メールサービス等に加え、公式ラインアプリを導入して、迅速で確実な防災情報の周知を図ってまいります。  地域においては、コミュニティにおける共助による防災活動の推進の観点から、各地区の自主防災組織の活動を支援し、地域住民みんなでつくる、地区防災計画の策定の支援を進め、危険な場所に誰一人取り残さないという考えのもと、防災体制の強化を推進してまいります。  福祉避難所については、昨年、2つの社会福祉法人と協定を結び、一般の避難所で避難生活を送ることが難しい、支援が必要な方々に対する避難所を設置いたしました。  これにより、要配慮者の方々が通い慣れた施設等で安心して避難生活を送ることができるようになりました。今後も、より多くの要配慮者が福祉避難所に避難することができるよう、社会福祉法人等との連携を進めてまいります。  消防団については、安全装備品の整備や、計画的な消防団車両の更新等を行い、機動力を維持してまいります。  また、火災のみならず、大規模化する災害等に対応していく団員の活動を考慮し、報酬について、階級に応じた大幅な引き上げを行い、処遇改善を図ることで、団員の士気向上や団員数の確保に繋げてまいります。  次に交通基盤の整備について申し上げます。  令和4年度も引き続き、現在進めております「南九州西回り自動車道袋インターチェンジ(仮称)」のアクセス道路となる「袋インター線」の用地取得と「野川・袋線」の工事を行ってまいります。  また、市民生活に欠かすことのできない市内の道路については、有効性と効果を見極めながら、計画的に補修等を実施します。橋梁については、幸橋を含め橋梁等の長寿命化に向けた事業評価や橋梁点検・修繕等を行いながら、通行の安全確保に努めてまいります。  次に水道事業及び下水道事業について申し上げます。  まず、水道事業では、総合医療センター、市役所等の重要給水施設へ配水する管路の耐震化を推進しており、令和4年度は、前年度新設した耐震管から総合医療センター、総合体育館へ接続する工事を行ってまいります。  次に、下水道事業においては、施設の耐震化及び更新を進めているところであり、牧ノ内雨水ポンプ場については、令和2年度から令和5年度までの期間、浄化センターについては、令和4年度から令和8年度までの期間で整備を行うこととします。  また、近年では予測困難な豪雨が多発している状況を受け、雨水対策が喫緊の課題となっており、今後効果的な施設整備を行うため、令和3年度から雨水管理の総合計画策定を進め、浸水被害の軽減を図ることとします。  次に「水俣市都市計画マスタープラン」について申し上げます。  水俣市都市計画マスタープランについては、策定した平成14年以降、九州新幹線新水俣駅や、南九州西回り自動車道水俣インターチェンジができるなど、交通インフラの状況が大きく変わるとともに、人口も7,800人程度減少しています。  身の丈に応じた都市基盤を整備するため、水俣市のグランドデザインである都市計画マスタープランについて、令和4年度から3年間をかけ、地元との合意形成を図りながら、新たに策定してまいります。  最後に「行政経営分野」について申し上げます。  まず、財政について、本市は過去において、身の丈を超えた歳出予算執行を続けてきた結果、財政調整基金が急激に減少するなど、非常に逼迫した財政状況に追い込まれましたが、市民の皆様の御協力をいただき、最悪の事態に陥ることを免れ、財政状況を上向きに修正することができたところです。  しかしながら、過疎化、少子高齢化の進展による人口減少が進む中、将来にわたって、持続可能な行財政運営を確立させるために、今後も、財政健全化に向けた、努力を続けなければなりません。  一方で、歳入を増やし、自主財源を高めていくことも極めて重要であり、本市の未来に発展の種をまく積極的な施策を、財政健全化に向けた取り組みと両輪で進めてまいります。  自主財源の確保にあたっては、ふるさと納税における寄附額の拡大にも注力してまいります。  生産者の皆様の御協力を得て返礼品を拡充するとともに、令和2年度から、使用する「公式サイト」の拡大や返礼品のプロモーション等を戦略的に行うことで、令和4年1月末時点で、約2億4,600万円の寄附をいただき、令和元年度と比較して4倍以上に寄附実績を伸ばすことができました。今後も、自主財源の確保を図るとともに、寄附者の強い思いに応えられる施策を講じてまいります。  以上、これからの市政運営及び令和4年度の事業や取り組みについて、その一端を述べてまいりました。  未来に希望のある水俣を残すために、市民の皆様から負託され、2期目も全力を尽くしてまいります。  結びに、市民の皆様、市議会の皆様の市政に対する一層の御理解と御協力をお願いいたしまして、施政方針とさせていただきます。 ○議長(牧下恭之君) この際15分間休憩します。                                   午前10時55分 休憩                                   ─────────                                   午前11時7分 開議 ○議長(牧下恭之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  髙岡市長。   (市長 髙岡利治君登壇) ○市長(髙岡利治君) 本臨時市議会に提案いたしました議案につきまして、順次、提案理由を御説明申し上げます。  まず、議第1号専決処分の報告及び承認について、専第1号令和3年度水俣市一般会計補正予算第13号について申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策のため、予算措置に急施を要しましたので、専決処分を行ったものであります。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ4億6,876万3,000円を増額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ191億5,969万1,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、第3款民生費に、非課税世帯等臨時特別給付金事業を計上いたしております。  その財源といたしましては、第14款国庫支出金、第20款諸収入をもって調整いたしております。  次に、議第2号水俣市移住定住お試しハウスの設置等に関する条例の制定について申し上げます。  本案は、本市への移住定住を推進するため、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第3号水俣市道路標識の寸法を定める条例の制定について申し上げます。  本案は、道路法第45条第3項の規定により、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第4号水俣市社会教育施設条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、深川生涯学習センターを水俣市企業支援センター深川分室に転用することに伴い、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第5号水俣市企業支援センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、深川生涯学習センターを廃止した上で、当該施設を企業支援拠点として活用するため、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第6号水俣市公民館条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、体育室を除いた水俣市公民館分館を福祉環境部の所管とすることに伴い、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第7号水俣市高齢者福祉センターの設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、水俣市高齢者福祉センターの移転に伴い、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第8号水俣市消防団員の定員、任免、給与及び服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、消防団員の定員適正化及び処遇改善のため、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第9号水俣市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第10号水俣市水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、水道事業における給水区域の表記について現況との整合性を図るため、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第11号水俣市税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、公民館類似施設等に係る毎年の固定資産税の減免申請手続を不要とするため、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第12号水俣市市道の構造の技術的基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、道路法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令の施行に伴い、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第13号令和4年度水俣市一般会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ142億3,100万円で、令和3年度の予算額と比較いたしますと、33億8,000万円、約19.19パーセントの減少となっております。  以下、歳出の主なものについて申し上げます。  第2款総務費に、ふるさと大好き寄附金事業、電算システム管理運用経費、市庁舎建替事業、地方バス路線維持対策事業、水俣芦北広域行政事務組合負担金、第3款民生費に、子どものための教育・保育給付負担金、自立支援給付費、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療特別会計への繰出金、生活保護費、児童手当、老人福祉施設措置費、第4款衛生費に、市立総合医療センターへの繰出金、ごみ処理等に係る水俣芦北広域行政事務組合負担金、清掃施設管理運営費、し尿処理等に係る水俣芦北広域行政事務組合負担金、新型コロナウイルスワクチン接種事業、予防接種事業、第5款農林水産業費に、農業人材力強化総合支援事業、森林経営管理推進事業、熊本県中山間農業モデル地区支援事業、久木野ふるさとセンター管理運営費、有害鳥獣駆除事業、第6款商工費に、新型コロナウイルス感染症経営安定化緊急支援事業、企業支援事業、企業支援拠点管理運営事業、新水俣駅交流センター管理事業、道の駅管理運営事業、第7款土木費に、公共下水道事業会計繰出金、市内一円市道維持補修費、公営住宅整備事業、市営住宅管理事業、公園整備関係経費、第8款消防費に、消防に係る水俣芦北広域行政事務組合負担金、消防団活動費、防災行政無線管理運用事業、消防団装備等整備事業、第9款教育費に、小中学校・給食センター・総合体育館・文化会館・図書館などの管理運営経費、埋蔵文化財発掘調査事業、スポーツキッズサポーター関連事業、スクールバス運行事業、県民体育祭水俣市・葦北郡大会実行委員会運営費などを計上いたしております。  これらの財源といたしましては、第1款市税から第21款市債までの歳入をもって充当いたしております。  また、債務負担行為として、小規模事業者おうえん資金融資利子補給金外2件を計上、地方債といたしまして、過疎対策事業債外6件を計上いたしております。  次に、議第14号令和4年度水俣市国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ37億7,920万9,000円を計上いたしております。  歳出につきましては、第1款総務費、第2款保険給付費、第3款国民健康保険事業費納付金、第4款共同事業拠出金、第5款保健事業費などを計上いたしております。  これらの財源といたしましては、第1款国民健康保険税、第4款県支出金、第6款繰入金などをもって充当いたしております。  また、債務負担行為として、特定保健指導業務委託料を計上いたしております。  次に、議第15号令和4年度水俣市後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ5億1,861万9,000円を計上いたしております。  歳出につきましては、第1款総務費、第2款保健事業費、第3款諸支出金を計上いたしております。  これらの財源といたしましては、第1款保険料、第3款繰入金などをもって充当いたしております。  次に、議第16号令和4年度水俣市介護保険特別会計予算について申し上げます。  予算の総額は、歳入歳出それぞれ39億1,254万8,000円を計上いたしております。  歳出につきましては、第1款総務費、第2款保険給付費、第3款地域支援事業等を計上いたしております。  これらの財源といたしましては、第1款保険料、第4款国庫支出金、第5款支払基金交付金、第6款県支出金、第7款繰入金等をもって充当いたしております。  また、債務負担行為として、第9期水俣市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画策定支援業務委託料を計上いたしております。  次に、議第17号令和4年度水俣市病院事業会計予算について申し上げます。  収益的収入に76億3,235万4,000円、収益的支出に76億1,535万8,000円、資本的収入に5億345万4,000円、資本的支出に10億6,731万6,000円を計上しております。  収益的収入の主な内容につきましては、入院収益、外来収益等の医業収益、他会計補助金、負担金等の医業外収益等を計上いたしております。  収益的支出の主な内容につきましては、職員等の給与費、薬品費等の材料費、委託料、賃借料、光熱水費等の経費や企業債利息等を計上いたしております。  次に、資本的支出の主な内容につきましては、X線CT装置等の固定資産購入費や冷温水機更新の建設工事費、企業債償還金及び公共債購入費等の投資を計上いたしております。  このほか、企業債につきましては、病院施設整備事業及び医療機械器具等整備事業それぞれの病院事業債及び過疎対策事業債を計上いたしております。  資本的収入が資本的支出に対して不足する額は、減債積立金等で補填をいたしております。  次に、議第18号令和4年度水俣市水道事業会計予算について申し上げます。  収益的収入に4億8,051万7,000円、収益的支出に4億211万7,000円、資本的収入に2,835万1,000円、資本的支出に2億4,666万2,000円を計上いたしております。  資本的支出の主な内容は、施設整備事業、管路整備事業等の建設改良費及び企業債償還金であります。  資本的収入が資本的支出に対して不足する額は、損益勘定留保資金等で補填をいたしております。  次に、議第19号令和4年度水俣市公共下水道事業会計予算について申し上げます。  収益的収入に9億372万1,000円、収益的支出に9億372万1,000円、資本的収入に5億4,828万2,000円、資本的支出に8億5,964万4,000円を計上いたしております。  資本的支出の主な内容は、牧ノ内ポンプ場の改築・耐震工事事業及び雨水整備事業等の建設改良費並びに企業債償還金であります。  資本的収入が資本的支出に対して不足する額は、損益勘定留保資金等で補填をいたしております。  次に、議第20号令和3年度水俣市一般会計補正予算第14号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ7億6,442万円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ199億2,411万1,000円とするものであります。  補正の主な内容といたしましては、第2款総務費に、減債基金積立金、第3款民生費に、保育士等処遇改善臨時特例交付金交付事業、自立支援医療費、第4款衛生費に、病院事業会計負担金、新型コロナウイルスワクチン接種事業、第5款農林水産業費に、森林経営管理推進事業、第6款商工費に、水俣川河口臨海部振興構想事業、新型コロナウイルス感染症経営安定化緊急支援事業、第7款土木費に、公共下水道事業会計繰出金、第8款消防費に、水俣市土砂災害危険住宅移転促進事業、第9款教育費に、小学校運営事業、中学校運営事業などを計上いたしております。  なお、財源といたしましては、第10款地方交付税、第12款分担金及び負担金、第14款国庫支出金、第15款県支出金、第16款財産収入、第17款寄附金、第18款繰入金、第19款繰越金、第20款諸収入、第21款市債をもって調整いたしております。
     このほか、繰越明許費として、市庁舎建設事業外19件の追加を計上いたしております。  債務負担行為の補正として、広報みなまた印刷業務外18件の追加、複合機保守点検委託料の廃止、複合機・プリンター複合機賃借料の変更を計上いたしております。  また、地方債の補正として、災害復旧事業外5件の限度額の変更を計上いたしております。  次に、議第21号令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ6,538万円を増額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ49億9,256万1,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、第2款保険給付費に、一般被保険者療養給付費負担金、第8款諸支出金に、国保直営診療施設運営特別費用繰出金等を計上いたしております。  これらの財源といたしましては、第3款国庫支出金、第4款県支出金、第6款繰入金をもって調整いたしております。  次に、議第22号令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ575万3,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ4億2,645万3,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、第1款総務費に、人事院勧告による人件費の減額、及び保険基盤安定負担金の確定に伴う熊本県後期高齢者医療広域連合納付金の減額を計上いたしております。  この財源といたしましては、第3款繰入金をもって調整いたしております。  次に、議第23号令和3年度水俣市介護保険特別会計補正予算第4号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ24万円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ39億1,816万3,000円とするものであります。  補正の主な内容といたしましては、第1款総務費に、職員給与費の制度改正等による手当の減額を、第2款保険給付費に、歳出見込み額の変更に伴う予算額の増減を計上しております。  これらの財源といたしましては、第1款保険料、第4款国庫支出金、第6款県支出金、第7款繰入金をもって調整いたしております。  次に、議第24号令和3年度水俣市病院事業会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、令和3年度水俣市病院事業会計予算第3条に定める収益的収入の額を3,130万1,000円増額し、補正後の収益的収入の額を75億221万5,000円とし、収益的支出の額を600万円増額し、補正後の収益的支出の額を74億7,157万4,000円とするものであります。  また、予算第4条に定める資本的収入の額を6,263万7,000円増額し、補正後の資本的収入の額を4億6,358万7,000円とするものであります。  なお、資本的収支不足額に対しては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び過年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。  補正の内容といたしましては、収益的収入及び資本的収入については、国保調整繰入金及び一般会計繰入金の増額、収益的支出については、診療材料費を増額するものであります。  このほか、予算第8条に定めた、たな卸資産の購入限度額を増額するものであります。  次に、議第25号令和3年度水俣市水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。  今回の補正は、令和3年度水俣市水道事業会計予算第4条に定める資本的収入の額を220万円増額して、補正後の資本的収入の額を3億1,043万7,000円に、資本的支出の額を453万8,000円増額して、補正後の資本的支出の額を5億2,625万1,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、資本的収入に地方公営企業等災害復旧事業債の増額を、資本的支出に新庁舎建設に伴う工事負担金の増額を計上いたしております。  このほか、企業債の補正といたしまして、地方公営企業等災害復旧事業の限度額の変更を計上いたしております。  次に、議第26号令和3年度水俣市公共下水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、令和3年度水俣市公共下水道事業会計予算第3条に定める収益的収入の額を1,338万1,000円増減して、補正後の収益的収入の額を8億9,481万5,000円に、第4条に定める資本的収入の額を586万6,000円増額して、補正後の資本的収入の額を5億4,623万1,000円に、資本的支出の額を531万1,000円増額して、補正後の資本的支出の額を8億5,682万6,000円とするものであります。  補正の内容といたしましては、収益的収入において、他会計負担金と他会計補助金の組み換えを行っております。資本的収入において、企業債について、公共下水道事業債外2件の増額、出資金について、他会計出資金の増額、補助金について、国庫補助金の増額及び他会計補助金の減額を、資本的支出において、管路建設改良費及びポンプ場建設改良費の増額、災害復旧費について、新庁舎建替えに伴う工事負担金の増額を計上いたしております。  このほか、企業債の補正としまして、公共下水道事業債外2件の限度額の変更を計上いたしております。  次に、議第27号令和4年度水俣市一般会計補正予算第1号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ10億2,717万4,000円を増額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ152億5,817万4,000円とするものであります。  補正の主な内容といたしましては、第2款総務費に、「選ばれる水俣」推進事業(オンライン手続)、「外貨を稼ぐ水俣」推進事業(移住定住)、第3款民生費に、介護予防地域づくり事業、第4款衛生費に、水俣病資料館整備事業、合併処理浄化槽設置整備事業、第5款農林水産業費に、森林経営管理推進事業、中山間地域等直接支払事業、第6款商工費に、水俣川河口臨海部振興構想事業、観光産業緊急対策支援事業、第7款土木費に、袋インター関連道路改良事業、築地・丸島町線補修事業、第8款消防費に、地域防災組織育成事業、災害時備蓄用品等整備事業、第9款教育費に、特定天井耐震化推進事業、水俣条約LED化推進事業などを計上いたしております。  なお、財源といたしましては、第10款地方交付税、第12款分担金及び負担金、第13款使用料及び手数料、第14款国庫支出金、第15款県支出金、第18款繰入金、第20款諸収入、第21款市債をもって調整いたしております。  債務負担行為の補正として、通勤定期代支援補助金外3件の追加を計上いたしております。  また、地方債の補正として、公共事業等債外1件を追加し、地方道路等整備事業外1件の限度額の変更を計上いたしております。  次に、議第28号水俣市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。  本案は、国家公務員の育児休業の制度改正に準じて、本案のように制定しようとするものであります。  次に、議第29号から議第38号まで、指定管理者の指定について申し上げます。  本案は、水俣市東部センター、水俣市はぜのき館、湯の児フィッシングパーク、水俣市ワークプラザ、水俣市ふれあいセンター水俣市立総合体育館南部館、水俣市湯の鶴温泉保健センター、湯の鶴観光物産館、Shop&Cafeミナマータ、みなまた木のおもちゃ館きらら指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、本案のように提案するものであります。  以上、本臨時市議会に提案いたしました議第1号から議第38号までについて、順次、提案理由を御説明申し上げましたが、慎重審議を賜り、速やかに御可決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(牧下恭之君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  提出議案のうち、議第1号専決処分の報告及び承認について、及び議第20号から議第26号までの令和3年度各会計補正予算7件については、本日審議をお願いします。  これから質疑に入ります。  議第1号専決処分の報告及び承認について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 議第20号令和3年度水俣市一般会計補正予算第14号について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 議第21号令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 議第22号令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 議第23号令和3年度水俣市介護保険特別会計補正予算第4号について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 議第24号令和3年度水俣市病院事業会計補正予算第3号について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 議第25号令和3年度水俣市水道事業会計補正予算第1号について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認めます。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 議第26号令和3年度水俣市公共下水道事業会計補正予算第2号について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。  ただいま質疑を終わりました議第1号及び議第20号から議第26号までの議案8件は、議事日程記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託します。  この際、委員会審査のためしばらく休憩します。                                   午前11時35分 休憩                                   ─────────                                   午後5時45分 開議 ○議長(牧下恭之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど委員会に付託しておりました議案8件について、各委員会から委員会審査報告書が提出されましたので、議席に配付しておきました。  これから順次委員長の報告を求めます。  初めに、総務産業委員長小路貴紀議員。   (総務産業委員長 小路貴紀君登壇) ○総務産業委員長(小路貴紀君) ただいま議題となりました議案のうち、総務産業委員会に付託されました議案について、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  まず、専決処分されました議第1号令和3年度水俣市一般会計補正予算第13号について、申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策のため、予算措置に急施を要したため、専決処分を行ったものである。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ4億6,876万3,000円を増額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ191億5,969万1,000円とするものである。  補正の内容としては、第3款民生費に、非課税世帯等臨時特別給付金事業を計上している。  この財源としては、第14款国庫支出金、第20款諸収入をもって調整しているとの説明を受け、質疑を行いました。  質疑の中で、非課税世帯等臨時特別給付金事業の申請件数及び申請期限についてただしたのに対し、令和4年3月2日時点で、非課税世帯4,211世帯のうち、約9割にあたる3,660件の支払い処理が済んでいる。令和3年1月以降の転入者については、今後、マイナンバーを活用して収入状況の照会をかけていく。申請期限は、非課税世帯については、令和4年4月25日まで、家計状況の急変で申請をする方については、令和4年9月25日までとなるとの答弁がありました。  特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく、承認すべきものと決定しました。  次に、議第20号令和3年度水俣市一般会計補正予算第14号中付託分について申し上げます。  補正の主な内容としては、第2款総務費に、減債基金積立金、第5款農林水産業費に、森林経営管理推進事業、第6款商工費に、水俣川河口臨海部振興構想事業、新型コロナウイルス感染症経営安定化緊急支援事業、第7款土木費に、公共下水道事業会計繰出金、第8款消防費に、水俣市土砂災害危険住宅移転促進事業などを計上している。  この財源としては、第10款地方交付税、第12款分担金及び負担金、第14款国庫支出金、第15款県支出金、第16款財産収入、第17款寄附金、第18款繰入金、第19款繰越金、第20款諸収入、第21款市債をもって調整している。  このほか、繰越明許費として、市庁舎建設事業外17件の追加を計上している。  債務負担行為の補正として、広報みなまた印刷業務外4件の追加、複合機保守点検委託料の廃止、複合機・プリンター複合機賃借料の変更を計上している。  また、地方債の補正として、災害復旧事業外5件の限度額の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。  質疑の中で、生態系に配慮した渚造成整備護岸工事について、今回の補正に計上している理由についてただしたのに対し、昨年の12月に国の経済対策による令和3年度補正予算が閣議決定したため、繰り越し前提で今年度中の予算として補正に計上している。入札等については、今後行う予定であるとの答弁がありました。  特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
     次に、議第25号令和3年度水俣市水道事業会計補正予算第1号について申し上げます。  今回の補正は、令和3年度水俣市水道事業会計予算第4条に定める資本的収入の額を220万円増額して、補正後の資本的収入の額を3億1,043万7,000円に、資本的支出の額を453万8,000円増額して、補正後の資本的支出の額を5億2,625万1,000円とするものである。  補正の内容としては、資本的収入に地方公営企業等災害復旧事業債の増額を、資本的支出に新庁舎建設に伴う工事負担金の増額を計上している。  このほか、企業債の補正として、地方公営企業等災害復旧事業の限度額の変更を計上しているとの説明を受けました。  特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、議第26号令和3年度水俣市公共下水道事業会計補正予算第2号について申し上げます。  今回の補正は、令和3年度水俣市公共下水道事業会計予算第3条に定める収益的収入の額を1,338万1,000円増減して、補正後の収益的収入の額を8億9,481万5,000円に、第4条に定める資本的収入の額を586万6,000円増額して、補正後の資本的収入の額を5億4,623万1,000円に、資本的支出の額を531万1,000円増額して、補正後の資本的支出の額を8億5,682万6,000円とするものである。  補正の内容としては、収益的収入において、他会計負担金と他会計補助金の組み換えを行っている。資本的収入において、企業債について、公共下水道事業債外2件の増額、出資金について、他会計出資金の増額、補助金について、国庫補助金の増額及び他会計補助金の減額を、資本的支出において、管路建設改良費及びポンプ場建設改良費の増額、災害復旧費について、新庁舎建て替えに伴う工事負担金の増額を計上している。  このほか、企業債の補正として、公共下水道事業債外2件の限度額の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。  質疑の中で、増額補正の内容についてただしたのに対し、雨水管路整備と牧ノ内雨水ポンプ場設備更新に係る増額、新庁舎建設に伴う2期工事分負担金の増額であるとの答弁がありました。  特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、総務産業委員会の審査報告を終わります。 ○議長(牧下恭之君) 次に、厚生文教委員長桑原一知議員。   (厚生文教委員長 桑原一知君登壇) ○議長(牧下恭之君) ただいま議題となりました議案のうち、厚生文教委員会に付託されました議案について、委員会での審査の経過並びに結果について、御報告いたします。  まず、議第20号令和3年度水俣市一般会計補正予算第14号中付託分について申し上げます。  補正の内容としては、第3款民生費に、保育士等処遇改善臨時特例交付金交付事業、自立支援医療費、第4款衛生費に、病院事業会計負担金、新型コロナウイルスワクチン接種事業、第9款教育費に、小学校運営事業、中学校運営事業などを計上している。  その財源としては、第14款国庫支出金、第15款県支出金、第16款財産収入、第17款寄附金、第18款繰入金、第19款繰越金、第20款諸収入をもって調整している。  このほか、繰越明許費の補正として、小学校運営事業外1件の追加、債務負担行為の補正として、集団接種実施に伴う産業廃棄物収集・運搬・処理費外13件の追加、地方債の補正として、過疎対策事業の限度額の変更を計上しているとの説明を受け、質疑を行いました。  質疑の中で、マイナポータルを使った転出届についてただしたのに対し、マイナポータルでは、転出先に行かなくても、パソコンやスマホで転出届・転入予約をすることにより、転入地に行くだけで手続ができるとの答弁がありました。  また、保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業交付金については、10月から公定価格が引き上げられたことにより市の負担分と利用者の負担金が上がらないかどうかについてただしたのに対し、交付金は職員一人当たり、おおむね9千円の処遇改善を行うものであり、具体的には子どもの人数により算定した補助金を市から園に交付して、それぞれの園で職員の配分を考えていくことになるが、処遇改善があったからといって、利用者の保育料等が上がることはない。  なお、10月から適用される給付費について市の負担分は、おおむね3分の1となっている。また、処遇改善がなされたかどうかは、市の方で確認を行ったり、実績報告書を提出してもらうことになるが、今後は国の方とも連携を取りながら適正に運用できるようにしたいと考えているとの答弁がありました。  また、3回目のワクチン接種における学童保育の指導員と教員の優先順位についてただしたのに対し、希望される先生方は、前回まで集団接種の余剰分で対応していた。3回目は、接種期間の確保の必要性もある。ただし、学童の指導員や教員で優先接種を希望される方には名簿の提出をお願いしたり、比較的早くできる県の大規模接種センターを案内したりしているとの答弁がありました。  また、オミクロン株が流行する中、学校における発生状況とその対応についてただしたのに対し、第6波に関しては、市内の小中学校でも感染が発生したことにより、小学校では2校が休校、1校が学級・学年閉鎖、中学校では1校が休校となったとの答弁がありました。  また、学校保健特別対策事業費助成金の使われ方についてただしたのに対し、アルコール消毒液、非接触型体温計の購入、レバー式水道蛇口への交換など、コロナ対策に関する費用であるとの答弁がありました。  特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議第21号令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ6,538万円を増額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ49億9,256万1,000円とするものである。  補正の内容としては、第2款保険給付費に、一般被保険者療養給付費負担金、第8款諸支出金に、国保直営診療施設運営特別費用繰出金等を計上している。  その財源としては、第3款国庫支出金、第4款県支出金、第6款繰入金をもって調整しているとの説明を受け、質疑を行いました。  質疑の中で、災害臨時特例補助金の利用実績についてただしたのに対し、補助金の利用は3世帯であったとの答弁がありました。  特に討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議第22号令和3年度水俣市後期高齢者医療特別会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ575万3,000円を減額し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ4億2,645万3,000円とするものである。  補正の内容としては、第1款総務費に、給与改正条例による人件費の減額、及び保険基盤安定負担金の確定に伴う熊本県後期高齢者医療広域連合納付金の減額を計上している。  その財源としては、第3款繰入金をもって調整しているとの説明を受けました。  特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議第23号令和3年度水俣市介護保険特別会計補正予算第4号について申し上げます。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ24万円を減額し、補正後の予算総額を、歳入歳出それぞれ39億1,816万3,000円とするものである。  補正の内容としては、第1款総務費に、職員給与費の制度改正等による手当の減額を、第2款保険給付費に、歳出見込み額の変更に伴う予算額の増減を計上している。  その財源としては、第1款保険料、第4款国庫支出金、第6款県支出金、第7款繰入金をもって調整しているとの説明を受けました。  特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。  最後に、議第24号令和3年度水俣市病院事業会計補正予算第3号について申し上げます。  今回の補正は、令和3年度水俣市病院事業会計予算第3条に定める収益的収入の額を3,130万1,000円増額し、補正後の収益的収入の額を75億221万5,000円とし、収益的支出の額を600万円増額し、補正後の収益的支出の額を74億7,157万4,000円とするものである。  また、予算第4条に定める資本的収入の額を6,263万7,000円増額し、補正後の資本的収入の額を4億6,358万7,000円とするものである。  なお、資本的収支不足額に対しては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び過年度分損益勘定留保資金で補填することとしている。  補正の内容としては、収益的収入及び資本的収入については、国保調整繰入金及び一般会計繰入金の増額、収益的支出については、診療材料費を増額するものである。  このほか、予算第8条に定めた、たな卸資産の購入限度額を増額するものであるとの説明を受け、質疑を行いました。  特に質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、厚生文教委員会の審査報告を終わります。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 以上で委員長の審査報告は終わりました。  これから委員長の審査報告に対する質疑に入ります。  ただいま、委員長から審査報告の説明がありました本件について質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。  これから討論に入ります。  議第20号については、討論の通告があります。  これから発言を許します。  藤本壽子議員。 ○(藤本壽子君) 無限21の藤本壽子です。  私は、議第20号令和3年度水俣市一般会計補正予算第14号のうち、第6款商工費、総合経済対策費、15節工事請負契約費について、反対の立場で討論をいたします。中身は、生態系に配慮した渚造成整備護岸工事1億9,875万円です。今回の令和3年度補正予算においては、財源が国庫支出金、地方債となっておりますが、渚造成による漁業者への効果、また、誘致企業が見通せない中で、市民生活がまた困窮する中、緊急に必要な事業とは判断できません。市民からは、国土交通省に公有水面埋め立て許可の処分取り消しを求める行政不服審査請求が提出されており、水俣川河口周辺の環境悪化も懸念されるため、この事業には賛成できません。そのため、令和3年度の一般会計補正予算には反対いたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(牧下恭之君) ほかに討論はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 討論なしと認め、これで討論を終わります。  これから採決します。  議第1号 専決処分の報告及び承認についてを採決します。  本件に対する委員長の報告は承認であります。  本件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 異議なしと認めます。  したがって本件は、委員長報告のとおり承認しました。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 次に、議第20号令和3年度水俣市一般会計補正予算第14号についてを採決します。  本件に対しては、先ほど討論がありましたように御異議がありますので、挙手により採決します。  本件に対する委員長の審査報告は可決であります。  したがって原案についてお諮りします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の挙手を求めます。   (賛成者挙手) ○議長(牧下恭之君) 挙手多数であります。  したがって本件は、原案のとおり可決しました。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 次に、議第21号令和3年度水俣市国民健康保険事業特別会計補正予算第4号から、議第26号令和3年度水俣市公共下水道事業会計補正予算第2号まで、6件を一括して採決します。  本6件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。  本6件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 異議なしと認めます。  したがって本6件は、いずれも委員長報告のとおり可決しました。         ────────────────────────── ◎日程第42 陳情の取り下げについて ○議長(牧下恭之君) 日程第42、陳情の取り下げについてを議題とします。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) お諮りします。  ただいま議題となっております陳第1号の取り下げについては、これを承認することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 異議なしと認めます。  したがって、陳第1号の取り下げについては、これを承認することに決定しました。
            ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 次に、議会運営委員会から、全会一致による決議第1号ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議の提出がありましたので、議席に配付しておきました。  お諮りします。  本件については、緊急を要しますので、急施事件と認め、この際、日程に追加し、議題としたいと思います。  これに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 異議なしと認めます。  したがって、決議第1号を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 ◎決議第1号 ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議について(日程追加)         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 決議第1号ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  提出者代表、議会運営委員会副委員長小路貴紀議員。 ○(小路貴紀君) 決議第1号ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議について、案文を読み上げて提案理由の説明にかえさせていただきます。  ロシアは、去る2月24日からウクライナへの軍事侵攻を開始し、一般市民を含め多数の死傷者が出ている。また数十万という避難民が隣国に脱出し、ヨーロッパ諸国の情勢が極度に不安定化している。  ロシアによる武力攻撃はウクライナへの重大な主権侵害であり、かつ明らかに国連憲章に違反し世界の安全保障と国際秩序を脅かす暴挙であり、断じて容認できない。  よって水俣市議会はロシアによるウクライナへの武力攻撃や主権侵害に対し抗議と非難の意を強く表明するとともに、ロシア政府に対して誠実に国際法を順守し、平和的に対応することと、ロシア軍の無条件かつ完全なる即時撤退を強く求める。  また、日本政府におかれては、ウクライナの在留邦人の安全確保に加え、関係各国及び国際社会との緊密な連携のもと厳格かつ適切な対応と今後予想される、国内の影響に最大限の配慮を講じられるよう、強く求める。  以上、決議する。  令和4年3月3日。  水俣市議会。  全議員の御賛同をお願いいたします。 ○議長(牧下恭之君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  本件については、出席議員全員による提案ですので、これから採決します。  決議第1号ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(牧下恭之君) 異議なしと認め、本件は原案のとおり可決しました。         ────────────────────────── ○議長(牧下恭之君) 以上で本日の日程は全部終了しました。  明3月4日から14日までは議案調査のため休会であります。  次の本会議は、3月15日に開き、一般質問を行います。  なお、議事の都合により3月15日の会議は、午前9時30分に繰り上げて開きます。  一般質問の通告は3月7日正午まで、議案質疑の通告は3月15日正午まで、それぞれ御通告願います。  本日はこれで散会します。                                   午後6時12分 散会...